【宮古島トライアスロン取材班】第38回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)の選手登録が11日、JTAドーム宮古島で始まった。
2023年大会王者の寺澤光介(東京)が11日、宮古島入りした。連覇のかかる今大会へ「去年の自分を超えて、いいパフォーマンスを発揮したい」と力を込める。
初めてのロング挑戦で優勝を決めた昨年の大会を「去年はチャレンジャーだった。まさか優勝できると思ってもいなかった。いろいろな人に喜んでもらえた」と振り返る。「自分のトライアスロン人生を変えてくれたロング始まりの地に戻って来られてうれしい」と1年ぶりの宮古島に笑顔を見せる。
昨年の宮古島大会優勝後は海外のロングの大会やアイアンマンレースに参加するだけでなく、パラトライアスロンの伴走として、海外のレースを多く経験した。納得するタイムを出せたこともあり、大きく成長できたと実感しているようだった。
スイムでトップになり、バイクとランで逃げ切るレース展開を描く。全体のスピードを上げて、ランは距離が長くなったものの去年よりタイムを短くすることを目指す。「まずは去年の自分を超えたい。そこに連覇という結果がついてきてくれるとうれしい」と決意を込めて大会に挑む。
(屋嘉部長将)