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男子3位・新田城二 「来年リベンジを」 宮古島トライアスロン


男子3位・新田城二 「来年リベンジを」 宮古島トライアスロン 総合3位でゴールする新田城二(大城直也撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 西田 悠

 ロングディスタンスは初出場ながら、見事に3位をつかみ取った新田城二(大分県)。「自分によくやったと言いたい」と喜びつつ優勝へのこだわりも。「やはり負けると悔しい」と唇をかみしめた。スイムはトップ寺澤光介の背後にべったり付き、同タイムでフィニッシュ。「スイムで貯金ができ、ランで粘れば優勝もあると思ったが、上位2人はやっぱり強かった」と何度も悔しがった。

 ショートディスタンスでは昨年5月のアジアカップ(大阪)でエリート区分30位、同10月の鹿児島国体では成年男子19位に入った。ただ、結果に納得できず、「今回は自分の中で集大成のつもりだった」と胸中を明かす。

 初の宮古島大会に「海がとてもきれいで、特にバイクコースが風光明媚(めいび)だった」と景色も楽しんだよう。一方、「思ったよりも暑かったので、パワーに対して心拍数が高くなり、きついなと思いながら(ペダルを)こいでいた」と振り返る。

 最後のランは「2位に追いつきたい」とピッチを上げたが、残り5キロで苦しみ、最後は気力で4位を振り切った。

 沿道の応援に「島全体で盛り上げてくれたおかげで楽しめた」と感謝。「できればまた来年リベンジしたい」と力を込めた。

(第38回全日本トライアスロン宮古島大会)
(西田悠)