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池(男子)山田(女子)に栄冠 石垣島トライアスロン


池(男子)山田(女子)に栄冠 石垣島トライアスロン 男子・初優勝の池隆礼=21日、石垣市の新栄公園
この記事を書いた人 Avatar photo 照屋 大哲

 【石垣】石垣島トライアスロン大会2024(主催・同実行委員会)が21日、石垣市南ぬ浜人工ビーチをスタート地点にスイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロのコースで行われた。エイジ(個人)の部の男子は池隆礼(たかゆき)=八重瀬町=が2時間5分24秒でゴールし、7年ぶりに県勢が頂点に立った。女子は山田梓=愛知県=が2時間23分10秒で初優勝した。

 個人の部には県内外から1014人、リレーには67組(201人)が出場した。リレーは「IshiTora-Go!」が2時間11分53秒で優勝した。個人の完走率は93.3%、リレーは95.5%だった。

 今大会のランは2019年以来5年ぶりの市街地コースになり、1998年以来26年ぶりに新栄公園がフィニッシュ地点となった。昨年大会後、選手らへのアンケートで「沿道の応援がほしい」などの意見があり、コースを見直した。

 (照屋大哲)

女子・初優勝の山田梓

得意な戦法できた

 男子エイジ(個人)の部で初優勝の池隆礼の話 久々に県勢優勝ができてうれしい。スイムは5、6位でバイクは3位。ランの4キロ地点辺りでトップに立った。バイクで離されずランで逆転する、自分の得意な戦法でレースができた。暑かったが、市街地の応援が近くに感じられ、温かい気持ちで走れた。

優勝できうれしい

 女子エイジ(個人)の部で優勝の山田梓の話 昨年3位で、一つでも上の順位を狙っていた。この大会で優勝したい思いが強かったので、すごくうれしい。スイムからゴールまでトップを維持でき、全体的にうまくまとめられた。絶えず声援が聞こえ、最後まで楽しく気持ちよく走ることができた。


▽エイジ部門総合男子
 (1)池隆礼(沖縄県)2時間5分24秒(2)山本淳一(千葉県)2時間11分5秒(3)壁谷華太(東京都)2時間11分15秒(4)大井智仁(東京都)2時間11分21秒(5)古謝孝明(北海道)2時間12分42秒(6)清水哲平(大阪府)2時間12分54秒(7)安田大河(学連)2時間13分25秒(8)権田明寛(香川県)2時間13分42秒(9)後藤謙仁(岐阜県)2時間17分47秒(10)土田洋平(岐阜県)2時間17分54秒

▽同女子
 (1)山田梓(愛知県)2時間23分10秒(2)蔵本葵(東京都)2時間27分1秒(3)加来奈津子(東京都)2時間30分47秒(4)粂原法子(東京都)2時間33分58秒(5)入江紘子(沖縄県)2時間36分32秒(6)Lopez Daniela(沖縄県)2時間36分57秒(7)倉原未波(熊本県)2時間41分52秒(8)谷川真由子(東京都)2時間42分16秒(9)加藤知子(東京都)2時間42分26秒(10)山内実優(佐賀県)2時間46分33秒