有料

FC琉球、沖縄SV 健闘誓う サッカー天皇杯沖縄県予選、12日に決勝


FC琉球、沖縄SV 健闘誓う サッカー天皇杯沖縄県予選、12日に決勝 試合に向け会見に臨むFC琉球の金鍾成監督(左から3人目)と沖縄SVの小野木玲監督(同2人目)。県サッカー協会の玉城吉貴会長(右端)と石原聡社会人委員長=9日、那覇市奥武山の県体協スポーツ会館
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 サッカーのタイムス杯争奪OFA第29回沖縄県選手権大会(兼天皇杯JFA第104回全日本選手権大会県予選)決勝が12日午後1時から、南城市陸上競技場で行われる。入場無料。J3のFC琉球OKINAWAと日本フットボールリーグ(JFL)の沖縄SVが頂点を懸けてぶつかる。決勝に向けた記者会見が9日、那覇市奥武山の県体協スポーツ会館で行われ、FC琉球の金鍾成監督と沖縄SVの小野木玲監督が互いに健闘を誓った。

 昨年も同じ顔ぶれで決勝を行い、FC琉球が2―0で沖縄SVを退けた。琉球は本大会1回戦を突破したが、2回戦でJ2のロアッソ熊本にPKで惜敗した

 金監督は「追う立場、追われる立場という考えはないので、やりづらさは感じていない。入りが大事になる。リーグ戦と同じように全力で戦う」と覚悟を示す。

 小野木監督は「今からわくわくしている。選手たちの勝ちたい思いは強く、意欲も日々増している。受けに回らず自分たちから仕掛けたい。しぶとく粘り強く戦う」と決意した。

 勝利チームは26日午後1時から、中国社会人リーグの福山シティFC(広島)とエディオンピースウイング広島で1回戦を行う。

 (大城三太)