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テラス、敵地で敗戦 名古屋に22―27<JHL>【11日の試合】


テラス、敵地で敗戦 名古屋に22―27<JHL>【11日の試合】
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 日本ハンドボールリーグ(JHL)女子のザ・テラスホテルズは11日、愛知県の中村スポーツセンターでHC名古屋と対戦し、22―27で敗れた。前半は序盤にリードしたが、4―4から3連続失点で引き離され、10―14で折り返した。後半は点差をなかなか詰め切れず、追い付くことができなかった。通算成績は4勝14敗1分け。勝ち点9で順位は9位のまま。次戦は18日午後4時から、沖縄市体育館で香川銀行と今季最終戦を行う。

ミス相次ぎ、リズム途切れる

 パスやキャッチのミスが相次いだ前半、リズムが途切れ、なかなか点が伸びなかった。一番痛かったのは終了間際の失点。10―12から守備を崩され、13点目を奪われる。残り時間が30秒を切る中、テラス側はタイムアウトを取った。一呼吸を置き、奪い返したい場面だったが攻撃に失敗し、逆襲を受けて4点差に広げられた。

 後半も名古屋の堅守を崩せず、中央を固められてコースを限定された状態や、無理な体勢でシュートを打たされる場面が多く、相手の術中にはまった。

 朴宣映(パク・ソンヨン)が6点、竹内聖空が5点、長谷川真子が3点と奮起したが、終盤残り8分から、5点差をなかなか縮めることができずに、時間だけが流れる形となった。

 次は今季最終戦。順位で差異のない8位の香川銀行を退けてホーム戦勝利で締めくくれるか。地元応援の力を活力に変えていい形でシーズンを締めたい。

(大城三太)


 HC名古屋(12)
  27―22(14―10,13―12)
 ザ・テラスホテルズ(9)