5月に行われた相撲の第3回全日本個人体重別選手権大会の、男子シニア軽量級(85キロ未満)で日本一に輝いた和宇慶一騎(県警)が13日、県庁に諸見里真文化観光スポーツ部長を訪ね優勝を報告した。和宇慶は9月にポーランドで開かれる世界選手権に出場する。
諸見里部長は警察官の職務に触れ「(優勝は)不規則な生活の中で努力した成果だと思う。世界で活躍する姿を県内の子どもたちに見せてほしい」と激励した。
和宇慶は中部農林高時代の2010年に、ポーランド・ワルシャワで開催された世界ジュニア選手権に日本代表として出場して、軽量級(80キロ未満級)で準優勝した。14年ぶりとなる世界大会出場について「9月まで少し時間がある。仕事との両立になるが本番までに体を鍛え、いい報告ができれば」と意気込んだ。
(渡真利優人)