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宜野座(中部商)円盤投げ2位 自己新届かず悔しさ 全九州高校体育大会・陸上


宜野座(中部商)円盤投げ2位 自己新届かず悔しさ 全九州高校体育大会・陸上 円盤投げで2位に輝いた中部商の宜野座彩未(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 全九州高校体育大会は15日、九州各地で行われた。陸上の全国高校対校選手権大会南九州地区予選大会は女子円盤投げ決勝で宜野座彩未(あみ)(中部商)が36メートル47で2位に輝いた。女子200メートル準決勝の今村香保(普天間)は25秒85で決勝へ進んだ。


 女子の円盤投げの宜野座彩未(あみ)(中部商3年)が36メートル47で2位に輝いた。しかし、喜びは控えめ。「ターンで速度を上げ、高さも出すことができたが、37メートル30の自己ベストには届かなかった。一番の課題はファウルが3回もあったこと。安定感がもっと必要になる」と現状を見詰めた。

 昨年3位で優勝を狙っていただけに、「これまでで一番悔しそうな表情だった(本村優監督)」と巻き返しに期待する。

 今大会は砲丸、ハンマー、円盤と3種目に出場し、本命の円盤では全国切符を手にした。「目標は40メートル台。去年は予選落ちだったが、安定したフォームで上位を狙いたい」。残り期間で修正を図り、悔いの残らない大会にするつもりだ。

 (大城三太)