陸上の日本学生個人選手権大会が14~16日、神奈川県のレモンガススタジアム平塚で行われ、女子円盤投げの城間歩和(中部商高―九州共立大―同大大学院)が47メートル25を投げ、準優勝した。
男子円盤投げの藤原孝史朗(沖縄カトリック高―九州共立大―同大大学院)は54メートル09で3位だった。
試合でフォーム修正 自己新には届かず悔しさ
女子円盤投げで城間歩和(九州共立大大学院2年)が47メートル25で2位に入った。「2位の記録は前向きにとらえているが、記録としては満足していない」と自己ベスト(50メートル68)に届かず、悔しさを見せた。
調子が良く、シーズンベスト(48メートル76)や自己ベストの更新を目指した。しかし「張り切りすぎた」と投げ急いでしまい、1投目から記録が思うように伸びない。
投げる際に体が開いていた。体が開かないようにすることを意識すると、距離も伸び始め、5投目に47メートル25を出した。「試合の中で修正できたのはよかった」としながらも「それを最初からできていたら」と反省も忘れなかった。
27日からの日本選手権大会なども続くが、今季で競技を離れる予定だ。「日本選手権では順位よりもチェレンジャー精神で、自己ベスト更新、できたら県記録(50メートル85)までいきたい」と集大成に向け意気込んだ。
(屋嘉部長将)
【男子】
▽円盤投げ決勝 (2)藤原孝史朗(九州共立大大学院)54メートル09
【女子】
▽400メートル予選6組 (2)松原珠央(順天堂大)57秒28
▽同準決勝2組 (7)松原57秒70
▽10000メートル競歩決勝 淺野愛菜(中京大)=途中棄権
▽円盤投げ決勝 (2)城間歩和(九州共立大大学院)47メートル25(7)友利晟弓(九州共立大)45メートル50(17)外間結希乃(国士舘大)40メートル68