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池本夢実、戴冠へ気合 プロボクシング 来月14日、中城で王座決定戦


池本夢実、戴冠へ気合 プロボクシング 来月14日、中城で王座決定戦 WBOアジアパシフィック女子ライトフライ級王座決定戦に挑む池本夢実(左)とバンタム級8回戦を行う具志堅日向=19日、那覇市泉崎の琉球新報社
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 7月14日に中城村民体育館で開催されるWBOアジアパシフィック女子ライトフライ級王座決定戦に出場する池本夢実(琉球ジム)と、バンタム級8回戦に出場する具志堅日向(琉豊BS)が19日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、勝利に向けて意気込みを述べた。いずれもタイの選手と戦う。琉球ボクシングジム創立45周年記念試合として行われる。

 静岡県出身で、沖縄県警で勤務しながら競技を続ける池本は、インファイターで右ストレートが武器。「相手も前に出るタイプで打ち合いになりそう。自分から前に出て、引かずに戦いたい」と気合を入れる。琉球ボクシングジムの仲井眞重次会長は「来年には世界戦を見据えている。池本は静岡と沖縄の懸け橋になっていて、子どもたちに夢を与える戦いをしてほしい」とエールを送った。

 具志堅は左ストレートや右フックが得意。「相手のパンチを見切ってカウンターも狙いたい。パンチをもらわないようにKOにつなぐ展開にしたい」と闘志を燃やした。琉豊ボクシングスタジオの與那城信一会長は「勝てば日本ユースタイトル戦への挑戦が見えてくる。スピードがあり、タイミングもいい。2、3年でベルトを獲得できる逸材」と期待を込めた。

 入場は小中学生無料で立ち見は5千円。その他チケットの問い合わせは琉球ジム、電話098(955)2677。