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411人、全国で躍動期す 北部九州総体 選手結団式 21日開始、26競技28種目で熱戦


411人、全国で躍動期す 北部九州総体 選手結団式 21日開始、26競技28種目で熱戦 結団式を終え、総体に向けて意気込む選手たち=10日、那覇市の県立武道館(大城直也撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 「駆け上がれ夢の舞台へ 燃え上がれ若人の魂」をスローガンに開催される全国高校総合体育大会「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024」の沖縄県選手団の結団式が10日、那覇市の県立武道館で行われた。県内からは出場選手が確定していない競泳を除き、26競技28種目に411人が出場する。27日に総合開会式が行われる。先行開催競技が行われる21日から8月20日まで福岡県、佐賀県、長崎県、大分県の北部九州を主会場に、熱戦が繰り広げられる。

 結団式には離島の選手らを除く約380人が参加。県選手団の城間敏生団長(県高体連会長)は「県代表選手としての自信と誇りを胸に、全ての競技において自己の力を存分に発揮し躍進することを期待するとともに、よき思い出として心に残るよう、さわやかで活気あふれるプレーを展開してほしい」と激励した。その後、陸上に出場し、旗手を務める奥間政和(那覇西)に城間団長から団旗が手渡された。

 県選手団を代表し、飛び込みに出場する津覇すみれ(首里)が決意表明した。「大会本番では表彰台という目標に向かって、これまで練習で積み重ねてきたものを信じて出し切り、悔いのないパフォーマンスをできるよう全力で頑張りたい」と意気込みを語り、「ここに集まったみなさんが、それぞれの目標に向かって全国の舞台で120%の力を出し切れるよう願っている。私たちのパフォーマンスで、日々支えてくれる方々に喜びや感動を届けられるよう、チーム沖縄一丸となって頑張る」と宣言した。

 (屋嘉部長将)