有料

王者目指し子どもら稽古 きょうから空手世界大会 沖縄


王者目指し子どもら稽古 きょうから空手世界大会 沖縄 世界大会に向けて練習に励む沖縄空手道小林流小林館協会各支部の門下生ら=6日、豊見城市の沖縄空手会館
この記事を書いた人 Avatar photo 田中 芳

 8日から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開幕する「第2回沖縄空手少年少女世界大会」に向けて、6日、豊見城市の沖縄空手会館で、沖縄空手道小林流小林館協会の海外支部や県内道場の門下生たちが合同練習に励んだ。

 同会インド支部から来沖した小中学生36人と、米国・バージニア州から3人が参加した。首里手を起源とする小林流の型「ピンアン」や「パッサイ」の練習を行った。仲里稔会長(72)は「型を崩さずに学んだ技を出し合って」と激励した。

 インド支部のスレッシュ・ケニチラ支部長(53)は「素晴らしい機会になった」と振り返った。初めて参加する中学生のアホナ・ダタさん(14)は「チャンピオンを目指したい」と意気込んだ。沖縄空手道小林流小林館協会の安里道場の玉井栄良さん(77)は「世界大会で子どもたちに良い経験をさせたい」と話した。

 沖縄空手少年少女世界大会は17の国と地域から総勢1533人が参加予定。9、10日の予選には海外・県外・県内離島から316人が参加を予定する。11、12日の本大会は海外・県外・県内離島の予選を通過した99人と、県内予選を通過した104人の計203人が参加する。

 (田中芳)