ソニー日本女子プロ選手権最終日は8日、かねひで喜瀬CC(6670ヤード、パー72)で行われた。県勢は新垣比菜、宮里美香が57位、仲宗根澄香が62位、荒川怜郁が64位だった。(出場69選手、晴れ、気温31・6度、北東の風5・9メートル、観衆3214人)
新垣比菜は「地元開催で4日間たくさんの人がプレーを見に来てくれてうれしかったし、とてもありがたかった」と感謝した。
順位は1オーバーの57位。後半の集中力持続が課題となった。決勝の第3、4ラウンドは難易度の高いアウトコースでスコアを崩した。「1番はアプローチミス、2番はセカンドで左へ曲げてしまった。3番は奥のバンカーへ入れた」と出だしでつまずいた。
「前半はいいイメージでショットを打てていたが、その意識が薄れた後半に以前のフォームの癖が出てしまった」と要因を語る。
しかし、以降はパーセーブでしのいだ。最終9番パー5は7メートルのフックラインを沈めて気持ち良くバーディー締め。笑顔でグリーンを後にした。
次は来週に愛知で行われる住友生命Vitalityレディス東海クラシックに出場する。「まずは予選通過が目標」と目の前の第一歩を大切に突き進む。
(大城三太)
▽ソニー日本女子プロ選手権最終日成績(6,670ヤード パー72)
(1)竹田麗央 ―19 269(64 67 69 69=33 36)
(2)山下美夢有 ―18 270(70 65 69 66=33 33)
(3)藤田さいき ―15 273(69 68 67 69=36 33)
(4)大出瑞月 ―13 275(66 70 70 69=35 34)
(4)阿部未悠 275(70 67 67 71=34 37)
(6)仁井優花 ―12 276(71 69 68 68=33 35)
(6)桜井心那 276(70 69 68 69=33 36)
(8)岩井千怜 ―11 277(69 69 71 68=34 34)
(57)新垣比菜 +1 289(70 72 73 74=39 35)
(57)宮里美香 289(69 74 72 74=36 38)
(62)仲宗根澄香 +2 290(71 72 73 74=38 36)
(64)荒川怜郁 +3 291(72 70 75 74=39 35)