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男女個人と団体 エナジック制す 男子は呉屋、女子玉城 沖縄県高校新人体育大会


男女個人と団体 エナジック制す 男子は呉屋、女子玉城 沖縄県高校新人体育大会 女子団体優勝のエナジック=28日、恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄
この記事を書いた人 Avatar photo 渡真利 優人

 県高校新人体育大会は28日、県内各地で行われた。ゴルフ男子個人は呉屋陽星(エナジック1年)が68、女子は玉城豪華(同2年)が69で優勝した。

後半4バーディーで逆転 女子制した玉城

ティーショットを放つエナジックの玉城豪華(渡真利優人撮影)

 玉城豪華(エナジック2年)は「勝てると思っていなかった」と賞状を手に驚いた表情を見せた。ベストスコアを更新しての優勝で「自分でも想定外」と喜びはひとしおだ。

 前半終了時点で首位と3打差の4位タイ。コーチの「1ホール、1ホール真剣に向き合いなさい」という言葉を思い出すと、後半は四つのホールでバーディーを奪い、逆転に成功した。「いちばん良かった」と興奮気味に振り返ったのは12番(パー4)。長いパーパットを攻略した。

 パー4の2番では、1打目のショットを約157ヤード飛ばしたものの「どこか自信がなかった」。次打で得意の6番アイアンがうまく振れず「池ポチャ」に。ショックにくれたものの、3番では2打目でピンそば約3メートルにつけると、バーディーパットをきっちりと沈めた。

 全体的に5、6番アイアンが振れなかったといい「クラブの安定性が課題だ」と今後も練習を重ねる。

 (渡真利優人)


出だしでイーグル決める 男子V呉屋

慎重にパットを打つエナジックの呉屋陽星

 男子個人は呉屋陽星(エナジック1年)が4アンダーで制した。「楽しんでプレーできたが、もう少しいけたかな」と笑った。

 1番(パー5)は約18メートルのイーグルパットを沈め、幸先良くスタート。3、9番でもバーディーを決め、好調ぶりを発揮した。

 後半は「攻めすぎるあまり体が力んでしまった」といい、パットの精度を欠いた。14番(パー4)は約1・5メートルのパーパットを外し、ボギーに。その後は平常心を意識し、4アンダーを守った。

 気持ちの高ぶりから「後半にスコアが悪くなることがある」と課題を口にする。「リラックスしてプレーすることが必要」と自らを律した。

 (渡真利優人)


 (28日、PGMゴルフリゾート沖縄)
 【男子】
▽個人の部 (1)呉屋陽星(エナジック)68(32、36)(2)東恩納昊貴(同)72(34、38)(3)山本龍之介(同)73(36、37)

 【女子】
▽個人の部 (1)玉城豪華(エナジック)69(37、32)(2)仲村梓(同)71(37、34)(3)徳重藍(同)73(34、39)(4)宮野絆央(同)74(37、37)(5)新垣くらら(同)75(36、39)(6)片岡彩実里(同)77(39、38)(7)屋良美夕陽(北中城)77(39、38)(8)関華(エナジック)77(35、42)
▽団体の部 (1)エナジック220(仲村=71、宮野=74、新垣=75)
※同スコアの順位は、マッチングスコアカード方式による