琉球舞踊保存会が新体制/玉城秀子会長、普及啓発活動も


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 国指定重要無形文化財「琉球舞踊」保持者でつくる琉球舞踊保存会の玉城秀子会長=写真前列左から2人目=ら新執行部が8月24日、那覇市の琉球新報社を訪ね、就任を報告した。副会長は中村一雄、比嘉美好、比嘉聰。事務局長は城間盛久、書記は島袋君子、会計は根路銘広美。6月の定期総会で就任した。
 同会によると、第三次認定(2022年)までの保持者は98人(うち物故が14人)。本年度から保持者が地域に赴いてワークショップや講座を開く普及啓発事業を始めており、来年度は久米島町で開かれる予定。
 玉城会長は「先達から伝わる形を伝承しながら守っていくのが役目だ」と意気込みを語った。