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外来機飛来と 騒音抗議可決 宜野湾市議会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野湾】宜野湾市議会(呉屋等議長)は8日、9月定例会本会議で米軍普天間飛行場への外来機飛来と夜間飛行などによる騒音被害に関する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。
 抗議決議などによると、8月11日から同22日までに、FA18ホーネット戦闘攻撃機や大型長距離輸送機C5ギャラクシーなどの外来機が50回飛来した。航空機騒音規制措置で制限されている午後10時以降も飛行や地上でのエンジン調整などによる騒音が頻発しているとした上で「市民の健やかな睡眠の妨害となり、苦情が多数寄せられている状況は市民の安心安全な暮らしが脅かされていると言わざるを得ない」と指摘した。
 外来機の飛来と午後10時~午前6時の飛行とエンジン調整などの禁止、普天間飛行場の即時閉鎖・返還、負担軽減の実施を求めた。
 11日に外務省沖縄事務所と沖縄防衛局を訪ね、抗議決議と意見書に関する要請を行うほか、日米関係機関に郵送する。 (名嘉一心)