防衛省は12日、静岡県焼津市の航空自衛隊静浜基地で8月末に予防着陸した陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ1機に関し、不具合があった部品の交換や試験飛行など一連の整備作業に約1カ月半かかると明らかにした。機体は静浜基地に残ったままで、今月13日から作業の準備に入る。
防衛省によると、交換するのは、エンジンの動力をローターに伝える「プロップローター・ギアボックス」。ボックス内ではギアなどが高速回転しており、ギアの一つが摩耗していた。摩耗の結果、金属片ができて、これを知らせるランプが点灯し、予防着陸することになった。
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オスプレイの 整備に1カ月半 陸自、静岡で予防着陸
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琉球新報朝刊
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