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米オスプレイ緊急着陸 副知事「恒久化」を懸念


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 米海兵隊普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイが14日に新石垣空港へ緊急着陸したことについて、米軍機など航空機騒音の軽減措置を要請するために沖縄防衛局を訪れていた照屋義実副知事は伊藤晋哉局長に対して「これが恒久化し、いつでも平気で着陸するようになってはならない」と伝えた。

 普天間飛行場のある宜野湾市の松川正則市長は「詳細を確認するよう担当課に指示した」と述べた。午後4時すぎに、防衛局から市に「着陸した」と連絡があったが、詳細な情報が入っていないとして「予防着陸をしたのであれば、理由があるはずだ。詳細が分かれば防衛局に申し入れをするかどうかも含め、検討したい」と述べた。

 石垣市の中山義隆市長は「現時点で詳細を確認中」と述べ、15日にも取材に応じる考えを示した。(古川峻、名嘉一心、照屋大哲)