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山内昌也独演会 湛水流全て演奏 30日、国立劇場


山内昌也独演会 湛水流全て演奏 30日、国立劇場 独演会の来場を呼びかける山内昌也=8月29日、琉球新報社
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 琉球古典音楽家で、国指定無形文化財「琉球舞踊」(歌三線)保持者の山内昌也=写真=が30日午後6時半、浦添市の国立劇場おきなわで第2回独演会「渓(たに)の響」を開催する。湛水親方の生誕400年を記念し、湛水流の楽曲を全て独唱で演奏する。
 琉球古典音楽の源流とも言われている湛水流は、技巧的な奏法と素朴な歌が特徴。公演では、湛水流の「作田節」に振付をした舞踊(新垣義志創作)を柳本流和華の会師範の永山玲緒奈が舞う。
 山内は「湛水流の音楽を多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と語った。入場料は3500円。問い合わせは山内、電話090(2396)4587。