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■29日~10月1日、木ノ下歌舞伎「勧進帳」


■29日~10月1日、木ノ下歌舞伎「勧進帳」 東京芸術劇場Presents木ノ下歌舞伎『勧進帳』(細野晋司さん撮影)
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 歌舞伎の演目を現代演劇のアプローチで上演する「木ノ下歌舞伎」(木ノ下裕一主宰)の公演「勧進帳」=写真(細野晋司さん撮影)=が29日から10月1日まで、那覇市の那覇文化芸術劇場なはーとである。
 木ノ下歌舞伎の「勧進帳」は源義経と弁慶の関所越えを描いた物語を再構築し、国内外で好評を得ている。木ノ下は「勧進帳は国境や立場の違い、対立など、さまざまな境界線がテーマ。沖縄の方々がどう見るのか、意見を聞いてみたい」と話した。
 開演は29日と30日は午後7時、10月1日は午後2時。難聴者らの鑑賞を支援するため、全日程で磁気ループを作動させ、10月1日は字幕機を貸し出す。チケットは一般3000円、割引あり。詳細はなはーとホームページ、電話098(861)7810。