【東京】日本ジャーナリスト会議(JCJ)は23日、優れたジャーナリズム活動を顕彰する第66回JCJ賞の贈賞式を東京都の全水道会館で開き、琉球新報の「『台湾有事』の内実や南西諸島の防衛強化を問う一連の報道」などに賞を贈った。JCJ大賞は鈴木エイト氏の「自民党の統一教会汚染 追跡3000日」「自民党の統一教会汚染2―山上徹也からの伝言」に贈られた。
表彰状を受け取った琉球新報の池田哲平北部報道グループ長は「台湾有事の危険性が取り沙汰される中で、政府の説明と住民が感じていること、実際に島で起きていることのずれを盛り込むよう意識した。二度と沖縄を戦場にしない、戦争のためにペンは持たないことが大切だと思っている」と語った。
(明真南斗)