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100歳、生きる知恵 上田 昭子(那覇市・79歳)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 去る6月、琉球放送で「103歳哲代さんのひとり暮らし」が放映された。哲代おばあちゃんの生き方に引き寄せられ、哲代さんの本を購入したばかりだった。
 私と同じ3年日記を使用しているようで「紙を粗末にできんから長生きせんといけませんのう」。なんとかわいらしい考え方でしょう。今年4月に103歳になられたようで、映像からも元気な様子に感動です。
 もう一冊はエッセイストの鮫島純子著「100歳の幸せなひとり暮らし」。渋沢栄一の孫娘だそうで、明るく元気な生き方を伝えている。残念ながら今年1月にお亡くなりになったようだ。ご冥福をお祈りいたします。
 2冊の本から、長生きの秘訣(ひけつ)はあるがままを受け入れ、悪い方もいい方に転換し、感謝する心を忘れない。いつもありがとうと一日を大切に生きることだという。二人から学び得た知識を、これからの人生に生かしていこう。