有料

伝統空手の魅力学んで/国際セミナー28人来沖


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

【豊見城】豊見城市豊見城にある沖縄空手会館で8日、沖縄尚道館剛柔流空手古武道連盟の国際セミナーが行われた=写真。海外で研さんを積む会員たちに伝統空手を正しく伝えることが目的。中米のグアテマラ、エルサルバドル、メキシコや、欧州イタリア、スペインなど7カ国から生徒28人が来沖し、最高師範の伊敷幸敏さん=範士九段=の下、熱心に学んでいた。
同連盟には14カ国1500人の会員がいる。定期的に国際セミナーを開催しており、今回は南米ウルグアイの最高指導者で、同連盟副会長でもあるラドコ・バルカルさんが中心となり訪問団が結成された。
バルカルさんは「参加者のうち25人は初参加だ。伝統空手の魅力は精神的にも鍛えられることで、体だけでなく精神的な強さが求められる。生徒たちはそれを習いたいと思っている。みんな、沖縄に来て喜んでいる」と話した。
(岩崎みどり)