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北部医療組合 初の議会開催 医療センター整備


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【北部】公立北部医療センターの整備に向けた県北部医療組合議会が27日、名護市の北部会館で開かれた。4月1日の組合設置後、初めての議会開催で、県が設置する一部事務組合の議会としては三つ目となる。離島市町村から議員が出席することもあり、一般質問や、委員会にオンラインで参加できる規定が設けられた。県内の一部事務組合で、オンラインを活用した規定が定められるのは初めてとみられる。
 議会は北部地域の県議4人、名護市議2人、その他11町村から11人の議員で構成する。議長には末松文信県議が選出された。管理者の玉城デニー知事は「関係者と連携を図りながら、いつでも安心して満足できる医療を提供し、地域住民から信頼される病院づくりを全力で推進する」と述べた。 (池田哲平)