沖縄県テニス協会の平良悟会長、日本テニス協会の伊達公子理事らは27日、県庁に前川智宏土木建築部長を訪ね、改修が予定されている県総合運動公園の屋外テニスコート16面を、現行の砂入り人工芝コートからハードコートに改修整備するよう要請した。改修整備が実現した場合、プロや車いすテニスの大会をはじめ、国際テニス大会の誘致も可能になる。
元プロテニス選手の伊達理事は、これまで沖縄には強い選手がたくさん育ってきたとした一方で「ハードコートができることによって、また沖縄から(強い選手が)出てくるはずだ」と述べた。
要請を受け、前川部長は「引き続き幅広く意見を聴取しながら、整備に向けて取り組んでいく」と改修整備実現に前向きな姿勢を見せた。
平良会長と伊達理事は県議会の赤嶺昇議長にも同内容を要請した。
(與那原采恵)