玉城デニー知事は2日、県庁でハワイ沖縄連合会(小橋川クラリス会長)主催のリーダーシップツアーの参加者14人と面談した。同ツアーは連合会傘下の50団体の代表者らを沖縄に派遣し、自らのルーツに関する文化や歴史を学ぶ機会とする。2007年以来、16年ぶりの開催。面談の最後は知事、参加者も一緒にシーサーのポーズで写真撮影し、ツアーの成功を願った。玉城知事は「沖縄を学びながら、祖先と心をつなげていくツアーに来てくれて喜ばしい」と歓迎した。ツアーは2~9日の日程で、那覇まつりや県平和祈念資料館などを訪問するほか、那覇市や宜野湾市、糸満市、読谷村などの市町村長も訪ねる。
県系3世の糸村ジョン専務理事は「祖父母が亡くなって沖縄とこれからも絆を育むために、市町村長らを訪ねてつながりをつくりたい」と語った。
(梅田正覚)