有料

未処理残り15個


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 多良間一弘環境部長は3日、県内の米軍基地で使用されたポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物について、蛍光灯安定器3960個が2日に中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北九州PCB処理事業所に搬入されたとの報告を受けたことを明かした。残る低濃度PCB含有機器15個はドラム缶に入れて保管されており、本年度中に処分予定という。
 本年度、沖縄防衛局から県に提出された届け出書によると、県内の米軍基地5施設でPCB含有機器3977個、PCBを含む油442キログラムが保管されていた。PCB含有機器2個と油442キロは22年度内に処分が完了した。
 照屋大河氏(てぃーだ平和ネット)の質問に答えた。 (慶田城七瀬)