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日米共同訓練で 三連協が要請 地域住民影響懸念


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【中部】沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)は2日、嘉手納飛行場で予定される米海兵隊と陸上自衛隊との共同訓練(レゾリュート・ドラゴン23)について、周辺住民への影響を最小限にすることなどを求める要請文を第三海兵遠征軍などに送付した。
 要請は(1)周辺住民、地域への安全確保の上、影響を最小限にすること(2)MV22オスプレイの運用は、8月の墜落事故を踏まえ安全の確保に万全を期すこと―の2点。
 三連協事務局によると、同訓練が日米合同訓練であるということ、軍用地以外での訓練となることなどを踏まえ、9月29日の三連協幹事会で要請を決めたという。同訓練は公道を使用する予定だが場所は明らかになっていない。 (福田修平)