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教員精神疾患休職229人 教育


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 半嶺満県教育長は、県内の教職員の病気休職者が2022年度に381人(2021年度比17人減)で、在職者に占める割合が2・41%(同0・17ポイント減)だったと説明した。
 県教育委員会人事課によると、病休者のうち精神疾患による休職者は229人で割合は1・45%で、21年度より30人増加した。文部科学省の調査によると、21年度の全国の病休者の割合は0・90%、精神疾患者の割合は0・64%だった。
 半嶺教育長は、必要な校種や教科の教員が確保できない場合に他の教員免許を持っている人を配置する「助教諭」の人数が、5月現在で、小中学校で211人、県立学校で61人であったとも答えた。半嶺教育長は「引き続き教員の人材確保に努める」と述べた。仲村未央氏(立憲おきなわ)への答弁。 (高橋夏帆)