南西施設共用や　反撃能力連携へ　日米防衛相初会談

　【ワシントン共同】木原稔防衛相は４日午後（日本時間５日未明）、米ワシントン郊外の国防総省でオースティン国防長官との会談に臨む。日本が保有を決めた他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力（敵基地攻撃能力）に関する連携を含め、日米の役割分担を巡る協議の進展が焦点だ。両氏の対面での会談は初めて。
　岸田政権が掲げる防衛力の抜本的強化に向け、日米の具体的な取り組みを協議。南西諸島などでの自衛隊と米軍による防衛施設の共同使用や、共同訓練の拡大が議論される見通しだ。