琉球フォーラム　11日に10月例会　伊勢の老舗企業の変革・チャットGPTやデータ分析によるITテクノロジー活用事例　小田島春樹氏（ゑびや代表取締役社長、EBILAB代表取締役）

　会員制の講演会組織「琉球フォーラム」（主宰・普久原均琉球新報社長）の10月例会は11日、パシフィックホテル沖縄で開催される。講師は三重県伊勢市で150年にわたり「ゑびや大食堂」などを営む有限会社ゑびや代表取締役社長で、株式会社EBILAB代表取締役の小田島春樹氏。演題は「伊勢の老舗企業の変革・チャットGPTやデータ分析によるITテクノロジー活用事例」。

　老舗食堂「ゑびや」をデジタルシフトで成功させ、その経験を基にデジタルシフト支援のスタートアップEBILABを創業。従業員を増やさずに売上と利益を劇的に拡大させた実績を紹介しながら、企業におけるデータ活用法などを展望する。

　小田島氏は1985年、北海道生まれ。大学卒業後、ソフトバンクグループに入社。2012年に妻の実家が営む「ゑびや」に入社し、店長、専務を経て、食堂ゑびやを継承し、代表取締役社長に就任。18年、第二創業でデータ分析事業EBILABを設立。啓蒙、教育活動を通してサービス業へのデータ分析、テクノロジー活用の拡大を目指す。同社の代表取締役CEO。

　主な活動成果として、Microsoft MVP（AI部門）を18年から連続受賞、2019グレートカンパニーアワード、2019「ユニークビジネスモデル賞」受賞、20年第3回日本サービス大賞「地方創生大臣賞」受賞などがある。

　問い合わせは琉球フォーラム事務局（電話）098（865）5177。平日午前10時～午後5時。当日対応は致しかねます。問い合わせは前日までにお願いします。