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先天性の心疾患 AI活用し診断/慶大などのチーム


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 人工知能(AI)を活用し、先天性心疾患の「心房中隔欠損症」を心電図から高い精度で検出する診断モデルを開発したと、慶応大などの研究チームが発表した。人間の目では判断できない心電図のわずかな変化を捉えられ、早期の診断や治療につながるという。
 心房中隔欠損症は、左右の心房を隔てる壁に生まれつき穴が開いている病気。聴診や心電図といった通常の検査では見落とされることがあった。