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公共インフラの 整備必要性強調 国場副大臣、就任会見


公共インフラの 整備必要性強調 国場副大臣、就任会見 防衛体制強化に向けた公共インフラ整備について答える国場幸之助国土交通副大臣=11日、国交省
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 【東京】国場幸之助国土交通副大臣は11日、国交省で就任会見を開いた。防衛力強化に向けた公共インフラ整備について見解を問われ「防衛力の抜本的強化を補完する重要なもので、国民保護や災害対応の観点からも意義がある」と語った。 重点的にインフラを整備すべき地域を問われたが「具体的な内容や場所については検討・調整を丁寧に進めていく必要があり、現時点では答えを控える」と述べるにとどめた。抱負を問われ、防災や海上保安能力の強化、国境離島を含む条件不利地域の振興などに取り組む考えを示した。
 国交省の業務について「国民の命と暮らしを守り、経済成長や地方創生に直結する分野について、陸海空にわたり幅広く所管する大変重要な組織だ」と強調。副大臣2人のうち、自身の担当分野は安全・危機管理と海上保安関係、国土政策、鉄道、自動車、海事、国際、気象などだと説明した。 (明真南斗)

公共インフラ整備について答える国場幸之助国土交通副大臣=11日、国交省