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インフラ整備を 宮古島市に説明 政府、防衛利用巡り


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宮古島】政府が防衛力強化に向け、南西諸島の空港や港湾を「特定重要拠点空港・港湾」に位置付けている件で、内閣官房や防衛省などの担当者が9月29日に宮古島市役所を訪れ、宮古空港の滑走路延長や平良港の護岸整備などのインフラ整備の必要性を説明していた。
 政府は有事に備え、自衛隊と海上保安庁が使いやすくするために必要なインフラ整備を施す港湾・空港の候補地を選定した。その中に宮古空港や平良港も含まれる。国側は内閣府や国土交通省など省庁横断で13人が市役所を訪れた。面談の中で、延長する滑走路や護岸整備の具体的な説明はなかったという。
 (友寄開)