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県職員の給与 引き上げ勧告 県人事委員会


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 県人事委員会(池田修委員長)は13日、県の玉城デニー知事と赤嶺昇県議会議長に職員の給与に関する報告および勧告などを提出した。勧告は2023年度の県職員の平均給与月額を3340円(0・96%)引き上げ35万2595円に、期末・勤勉手当(ボーナス)を現行から0・10月分引き上げ、4・50月分とするよう求めた。月例給とボーナスとも2年連続の引き上げとなった。さらに行政職初任給を大卒、高卒ともに33年ぶりに1万円以上引き上げることも求めた。
 勧告が反映されれば大卒初任給は19万6200円となり、高卒は16万6600円となる。
 勧告を受け、玉城知事が県議会に補正予算案を提出して可決されれば年間人件費が約18億円増加する見通し。
 (梅田正覚、知念征尚)