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梅ジャムコンテスト 嘉数 冬子(豊見城市・63歳)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 6年程前に兄、次女の姉、私は、四女の姉の家にある梅の苗木をもらった。兄の家は去年初めて梅が約百個実り、梅酒を作り喜んでいたが今年は不作。次女はもらった鉢植えを去年地植えしたばかりなので、実は0個。去年豊作で約1500個取れたわが家も今年は裏年で200個だった。
 しかし四女の姉の梅は豊作で約2千個も取れた。2歳の孫が毎日梅の実拾いをしてくれたらしい。食べきれないとのことで、兄や次女の姉、私は梅の実をもらった。各家庭で梅ジャムを作った。それぞれの梅ジャムがわが家にそろったので、勝手にコンテストをしてみた。1位は四女。色も美しく固さも市販のもののようで、孫が喜ぶ甘めのジャムだ。2位は次女のレシピ通りのジャム、3位は兄。お嫁さんの助言で隠し味にユズを加え、色も美しく甘さ控えめ。最下位はわが家のジャム。煮詰めすぎて色も悪く、甘みも足りず。来年は頑張ろうと思った。