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首相演説、補選後23日 質疑なしに野党反発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 自民党の高木毅国対委員長と立憲民主党の安住淳国対委員長は16日、20日召集の臨時国会を巡り国会内で会談し、岸田文雄首相の所信表明演説を23日に衆参両院で行う日程で合意した。所信表明演説は召集日の実施が通例だが、野党は演説に対する質疑の機会がないまま22日に衆院長崎4区、参院徳島・高知の両補欠選挙の投開票日を迎えると反発。演説は補選後にずれ込むことになった。
 与野党の代表質問は衆参両院本会議で24~26日に行う日程で折り合った。首相と閣僚が出席する予算委員会は27日~11月1日に衆参が順に開く見通しだ。臨時国会の会期を12月13日までの55日間とする日程を伝え、安住氏は了承した。