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県内PFAS 残り3万686リットル 県防災危機管理課


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 県防災危機管理課は16日、発がん性が指摘されている有機フッ素化合物(PFAS)を含む泡消火剤が9月1日現在、県内の民間施設などに3万686リットル残っていると明らかにした。同課が県内の各消防本部から聞き取りした。給油施設や地下駐車場に残っているという。
 2021年7月時点では4万5944リットルあった。県議会土木環境委員会で座波一氏(沖縄・自民)や玉城健一郎氏(てぃーだ平和ネット)に答えた。
 また、県は民間施設の管理者や県内41市町村の環境部局に対し、PFASを含まない泡消火剤への切り替えや、事故発生時の届け出を周知する文書を発出したと報告した。環境保全課と環境整備課、防災危機管理課の連名で13日付け。 (慶田城七瀬)