ブラジル連邦下院議員のジルベルト・ナシメント氏が16日、県庁に照屋義実副知事を訪ねた。ナシメント氏は、健康長寿について学ぶために長寿地域として知られる沖縄を訪れたという。
照屋副知事は、100歳以上の人が県内に1244人いることなどを紹介し「豚肉などの食べ物や、外から来た人も包み込むような包摂性や人生への楽天的な考え方などのメンタリティーが大きいのではないか」と話した。
ブラジルには沖縄からの移民も多く、ナシメント氏は「農業や技術の発展に貢献してくれた移民の皆さんに感謝している」と話した。照屋副知事は、5年に一度開かれている世界のウチナーンチュ大会を紹介し「次回の大会にはぜひ来てほしい」と招待した。 (沖田有吾)
ブラジル連邦下院議員のジルベルト・ナシメント氏(右)の訪問を受ける照屋義実副知事=16日、県庁
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ブラジル議員 副知事を訪問 健康長寿を学ぶ
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琉球新報朝刊
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