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F35B夜間訓練 伊江村「自粛を」 防衛局に要請


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 【伊江】伊江村の米軍補助飛行場で17日、米海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機の離着陸訓練が、これまでで最も遅い時間帯の午後10時59分まで続いたことを受け、同村の名城政英村長と内間広樹副議長は18日、沖縄防衛局に伊藤晋哉局長を訪ね夜間の訓練を控えるよう口頭で要請した。村は2022年4月にも午後8時以降の訓練を自粛するよう要請していた。
 要請は非公開だった。要請後、取材に応じた名城村長は「これまでにも夜間の訓練を控えるよう要請してきたが、今回のことは誠に遺憾だ。村民生活の負担軽減と村民感情に配慮してほしい」と話した。伊藤局長は、米軍にはすでに申し入れたとした上で「再度、申し入れたい」などと述べたという。 (金城大樹)