屋良朝博氏、繰り上げ当選確定 衆議院 19日に効力発生 辺野古代執行に触れ「国会論戦に加わるいい機会だ」


屋良朝博氏、繰り上げ当選確定 衆議院 19日に効力発生 辺野古代執行に触れ「国会論戦に加わるいい機会だ」 屋良朝博氏
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 中央選挙管理会は18日の選挙会で、2021年の衆院選で立憲民主党比例代表で当選した末次精一氏が衆院長崎4区補欠選挙に立候補したことに伴い、比例代表名簿で次点だった前衆院議員の屋良朝博氏(61)の繰り上げ当選を決めた。19日の官報に告示後、効力が発生する。屋良氏は国が代執行訴訟を提起するなど辺野古新基地建設問題が重要な局面を迎えていることに触れ「この局面で国会論戦に加わることができるのはいい機会だ」と意気込んだ。


 屋良 朝博氏(やら・ともひろ) 1962年8月22日生まれ。北谷町出身。フィリピン国立大卒。衆院議員を1期務めた後、21年10月の衆院選沖縄3区に立候補したが落選した。 (佐野真慈)