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嘉手納騒音など 陳情5件を採択 県議会軍特委


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 県議会米軍基地関係特別委員会(照屋大河委員長)が18日、開かれた。陳情審査の結果、嘉手納町議会が2021~23年にかけて提出した、米軍嘉手納基地における米軍機の騒音激化に関する計5件の陳情について、全会一致で採択した。
 採択されたうち最も新しい今年2月の陳情文で1月の1日平均騒音発生回数は、巡回配備前の昨年10月と比べて屋良測定局で2・5倍、嘉手納測定局で約2倍などとなり「町全域で騒音の激化が明らかになった」と問題視。嘉手納基地への外来機飛来禁止や、航空機騒音規制措置の順守などを要望した。 (知念征尚)