【東京】照屋義実副知事と県漁業協同組合連合会の亀谷幸夫専務、県漁業協同組合長会の山入端孝雄会長は18日、農林水産省で舞立昇治政務官と面談し、クロマグロの漁獲枠拡大に向けた取り組みと沖縄漁業基金の予算確保を要請した=写真。
照屋副知事らはクロマグロの資源管理に関して漁獲可能量の増枠や、2013年5月に発効した日台漁業取り決めに伴い漁業者の経営安定を図るために創設された沖縄漁業基金の継続的な措置などを求める二つの要請書を農水省に提出した。
照屋副知事は、漁獲枠制限の影響で、5年連続で漁の最盛期にクロマグロの放流を余儀なくされているとし、近年の実績に応じた漁獲枠配分について見直しを求めた。
照屋副知事によると、舞立氏は、漁獲枠拡大について「資源が回復傾向であることは認識しており、漁獲枠増に向けて取り組んでいる」と応じ、基金の継続についても前向きな姿勢を示したという。 (安里洋輔)
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クロマグロの 漁獲枠増要請 農水省へ県漁連など
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琉球新報朝刊
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