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答弁書に言及避ける 官房長官「適切に対応」


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 【東京】名護市辺野古の新基地建設工事を巡る代執行訴訟で、県が原告である国の請求棄却を求める答弁書を福岡高裁那覇支部に提出したことを受け、松野博一官房長官は19日午後の会見で「今後、関係省庁において適切に対応されるものと承知している」との認識を示した。「係争中の事件に関することであり、コメントは差し控える」と訴訟への直接の言及は避けた。 (6面に関連)
 松野氏は、記者団から県側が答弁書で、代執行に頼らずに「対話による解決の道を探ることが最善の方法」などと訴えていることへの受け止めを問われて答えた。 (安里洋輔)