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イスラエル、ガザ攻撃強化 死者6000人、追加支援搬入


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【エルサレム、カイロ共同=橋本新治、勝井潤】イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザ北部のイスラム組織ハマス拠点への攻撃強化を発表した。ガザの保健当局は22日、ガザ側の死者が1日で266人になったと発表した。エジプトメディアによると22日、エジプトからガザ南部ラファの検問所に人道支援物資を積んだトラックが入った。物資搬入は2日連続。双方の死者は22日、計6千人を超えた。 (5面に関連)
 ハマスは21日、人質の女性2人を人道上の理由で解放すると仲介役カタールに伝えたが、イスラエル政府が受け入れを拒否したと通信アプリで発表した。米国人2人と同じ手順で22日に解放する準備ができていると主張した。イスラエル首相府は「虚偽のプロパガンダだ」とし、関与しないと反発した。
 ガザには21日、トラック20台分の支援物資が戦闘開始以来初めて搬入。国連開発計画(UNDP)などは、搬入された物資は「十分と言うには程遠い」と批判し、継続を求める声明を出していた。