与党県議ら「知事支える」　辺野古代執行　口頭弁論控え

　辺野古新基地建設問題を巡る代執行訴訟の第一回口頭弁論を控え、玉城デニー県政を支える全与党県議は２４日、県庁で知事と面談し、与党一丸となって支えていく決意を伝えた。
　２８日には全与党県議２４人と市町村議員らが会見し「地方自治を守る知事を支える」との声明を改めて表明する。口頭弁論は３０日に予定されている。
　面談は非公開で行われた。面談後、報道陣の取材に与党県議団の照屋大河団長は「知事を一人にしない。与党全員で一緒に闘う決意を伝えた」と説明した。照屋団長によると知事は「三役含めて県職員一体となって準備をする」と応訴に向けての決意を示した。
　照屋団長は、県民に向けて３０日に那覇市の城岳公園で開催予定の「裁判所前集会」や１１月５日に北谷町美浜のＡｇｒｅドーム北谷で開催予定の「県民大集会」への参加も呼び掛けた。
　　（佐野真慈）
報道陣の取材に応える与党県議団の照屋大河団長（中央）ら＝２４日午後、県庁