琉球舞踊朱日(あけび)流の古謝弘子家元らがこのほど那覇市の琉球新報社を訪れ、12日に嘉手納町のかでな文化センターで古謝弘子琉球舞踊研究所の50周年記念公演を開催すると報告した。
同研究所の発表会としては今回で最後とし、今後は師範らの独演会に力を入れるという。
古謝は宮城美能留(みのる)に師事。宮城率いる「沖縄歌舞団」の一員として世界各国で琉球芸能を披露した経験を持つ。宮城流朱乃会会主として長年活動していたが、2012年末に朱日流を立ち上げた。
公演では弟子、孫弟子ら約40人が14演目を披露する。古謝は「古典などを中心にして原点回帰の舞台としたい」と語った。「上り口説囃子」など、宮城から受け継いだ特徴的な演目も盛り込んでいる。古謝も「諸屯」や「ナークニー汀間当」を踊る。
公演は午後2時、6時の2回。入場料は前売り3千円、当日3500円、小中学生無料。問い合わせは古謝弘子琉球舞踊研究所、電話098(956)8240。
有料
50周年記念 最後の公演 12日、かでな文化センター 古謝弘子琉舞研究所
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琉球新報朝刊
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