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厳か 古式行列 首里城復興祭で6年ぶり


厳か 古式行列 首里城復興祭で6年ぶり 龍潭通りを練り歩く首里城復興祭の「古式行列」=3日午後2時6分、那覇市首里(喜瀨守昭撮影)
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 琉球王朝の歴史や文化を体感できる「首里城復興祭」(首里城祭実行委員会主催)が文化の日の3日、那覇市の首里城公園を主会場に開幕した。5日まで。初日は琉球国王の正月参詣の様子を再現する古式行列(第58回琉球王朝祭り首里)が2017年以来、6年ぶりに通常開催された。 (23面に関連)
 先導役の「諷仲門(うてーなかじょう)」を先頭に摂政や三司官、そして国王や王妃ら約200人の行列が奉神門から守礼門、龍潭通りを練り歩いた。沿道には県民や観光客が詰めかけ、華やかな儀式に見入った。首里城焼失から4年となり、参加者は首里城再建へ思いを新たにした。 (吉田健一)