琉球フォーラム　あす１１月例会　人口減少・少子高齢社会の実相　―その課題と処方箋　（明治大学政治経済学部　金子隆一氏　特任教授）

　会員制の講演会組織「琉球フォーラム」（主宰・普久原均琉球新報社長）の１１月例会は８日、パシフィックホテル沖縄で開催される。講師は明治大学政治経済学部特任教授で元国立社会保障・人口問題研究所副所長の金子隆一氏。演題は「人口減少・少子高齢社会の実相―その課題と処方箋」。日本が人口減少と少子高齢化で世界の先頭を歩んでいる状況について、実相や課題などを参加者とともに考え、それへの対応方法を展望する。
　金子氏は１９８２年、東京大学大学院・理学系研究科修士課程を修了。ペンシルバニア大学人口学博士。プリンストン大学（米国人口会議奨励研究員）、ロックフェラー大学（米国国立衛生研究所ＮＩＨ客員研究員）などにおける在外研究や国立社会保障・人口問題研究所副所長などを経て、２０１８年に明治大学政治経済学部特任教授に就任。
長寿化や少子化、人口変動のメカニズム、将来人口推計の研究に従事する。１６～１８年、日本人口学会会長を歴任。
　主な著書（編著、執筆等）に「長寿・健康の人口学」（原書房）、「新時代からの挑戦状」（厚生労働統計協会）、「日本の人口動向とこれからの社会」（東京大学出版会　共著）　、「ポスト人口転換期の日本」（原書房　編著）、「人口減少と日本経済」（共著）、「２１世紀の統計科学Ⅰ」（共著）など多数ある。
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