海洋温度差発電などの視察で沖縄を訪れているパラオの公共基盤・産業・商業省のチャールズ・オビアン大臣=写真左から3人目=らが7日、県庁に照屋義実副知事を訪ねた。
海洋深層水と表層水の温度差を利用した海洋温度差発電と、使用した深層水を農業などで活用する産業振興をセットとした「久米島モデル」について、JICAはパラオを中心とした島しょ国への展開の可能性を検討する基礎調査を実施している。オビアン氏らはこの一環で来日し、7日午後から8日にかけて久米島町で発電実証施設などを視察した。オビアン氏は「今後もビジネスや民間の交流がますます盛んになることを期待している」と話した。照屋副知事は、海洋温度差発電について「県が実証実験に取り組んできたことで、パラオの皆さんのお役に立てればうれしい」と話した。 (沖田有吾)
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パラオ大臣が 副知事を訪問 久米島海洋発電 視察
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琉球新報朝刊
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