【東京】県議や県内の自治体議員7人は7日、国会内で県選出・関係国会議員でつくる「うりずんの会」や尾辻秀久参院議長=写真左端(提供)=らに対し、保育所などで保育する子どもの数に対する保育士の配置を増やすよう、国の保育士配置基準を見直すことなどを要請した。保育士の賃金水準引き上げや障がい児保育にかかる経費の適切な措置を求めた。
玉那覇淑子北谷町議は「保育現場での悲惨な事故や虐待などを防ぐためにも時代に合わせて基準を見直すべきだ」と訴えた。障がい児保育の経費は受け入れ人数に応じて地方交付税として自治体に交付されており、保育所に行き渡っていないと指摘した。
議員団は政府から現状の検討状況を聞き取ったり、都内の自治体の取り組み状況を視察したりした。8日には厚生労働省や政党に要請書を提出する。
(明真南斗)
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参院議長らに 保育士増要請
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琉球新報朝刊
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